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OGメッセージ

Teacher×OG

松村先生は、山田さんの元副担任で、年齢が近いこともあって何でも気軽に話せるお姉さん的な存在です。
実は、松村先生も修文女子高校の卒業生。ということで、当時のエピソードから話が始まりました。

Teacher×OG

教師になる夢を与えてくれた吉田先生。
厳しさのなかに愛がある川口先生

【松村】
私は、高校1年のときから就職希望だったんだけど、周りからは「奨学生のあなたは進学でしょ」という目で見られていたのね。そんなとき、「自分の好きなことをやればいいんじゃない?」と言ってくれたのが、担任の吉田先生だったの。
【山田】
どうして先生になろうと思ったんですか?
【松村】
吉田先生の英語の授業を受けるうちに、先生のように生徒に夢を与えられる人になりたいと思うようになったんだ。
【山田】
山田 私にとっては、卓球部の川口先生が大きな存在でした。お父さんみたいな…。人として当たり前のことを教えてもらったり、進路の相談に乗ってもらったり。厳しく叱られてもフォローの言葉が心に響いて、またモチベーションが上がるんです。
【松村】
生徒一人ひとりをよく見て、その子に合った距離感で接してくれるよね。それに、先生たちは学校行事も一生懸命!
【山田】
先生のほうが楽しんでるくらいですよね(笑)。
【松村】
3年生の体育祭で優勝したとき、私たちと一緒に先生も自分のことのように喜んでくれたことをよく覚えてる。
【山田】
その話、吉田先生から聞きましたよ! 私、卒業して、先生のありがたみが本当によくわかりました。精神面も含めて、ずっと面倒を見てくれていたんだなと、しみじみ感じます。
【松村】
だから、卒業生がよく遊びに来るんだよね。先生たちとしゃべりたい、話を聞いてもらいたい、という感じで。
【山田】
私も事あるごとに来ています。会いたくなるんです。
【松村】
実は、私もよく来てた(笑)。今、心がけているのは、生徒と同じ目線で考えてあげること。卒業生だからこそわかる部分も活かしたい。就職してから、真剣に勉強できるのは学生時代だけだなとつくづく思うので、山田さん、勉強、頑張ってね。
【山田】
看護の勉強は覚えることが多くて頭がパンクしそうなんですが、〝患者さんのため〞を念頭にしっかり勉強します。
【松村】
どんな看護師さんになるのかなあ…。山田さんが看護してくれたら、私、すぐ元気になっちゃうな(笑)。

中学時代にブラジルから日本へ。言葉の壁に悩んでいた弓削田さんは、高校で簿記を学び勉強の楽しさを知ります。
そして中野先生の指導を受けながらレベルの高い資格の取得を果たし、会計士という夢を見つけました。

Teacher×OG

不安だらけだった私に芽生えたやる気を、先生が全力でサポートしてくれました。

【中野】
1年生のうちに日商簿記3級と2級に合格した生徒は、弓削田さんが初めて。挑戦すると聞いたときは驚いたよ!
【弓削田】
日本語に苦労した私も、数字が相手の簿記は楽しくて。別の先生に「資格に挑戦してみたら?」とアドバイスをもらって、中野先生に教えていただくことになったんですよね。朝と放課後の時間をやりくりして、補習と弓道部の練習を両立させました。お昼は毎日急いでお弁当を食べて職員室へ。
【中野】
 私も、質問に来るとわかっていたから急いで食べて(笑)。
【弓削田】
特に2級の勉強は一生忘れられないほど大変でした。でも私自身、負けず嫌いだし、何より「全力でサポートするから!」と言ってくださった先生の言葉が励みになりました。
【中野】
本当に好きなことだから続けられたんだと思うよ。ふつうは2年生の1年間で学ぶ内容を3カ月で勉強したわけだから。
【弓削田】
大学の推薦入試でも、経営学に詳しい中野先生に指導していただけてありがたかったです。 面接練習もしていただいたうえ、先生のアドバイスでほかの先生方にも面接官役をお願いできたことはとても役立ちました。
【中野】
頑張る姿を見て、教える私も必死だったな。同級生も弓削田さんに勉強を教えてもらうなど、刺激を受けていたよね。
【弓削田】
資格試験に合格すると廊下の掲示板に名前が貼り出されて、後輩からも「この人があの弓削田さん!」と言われるので、私ももっと頑張らなきゃという気持ちでした。私も同じように掲示板で名前を見る先輩が目標でしたし。
【中野】
今の生徒たちも、情報会計科で努力して学んだ専門性を活かそうと、会計や情報の学科に進学する子や、商業の先生をめざす子が増えた。弓削田さんの影響は今も続いているんだよ。
【弓削田】
私の意欲をつきっきりで後押ししてくれたこの高校のおかげです。特に、中野先生ほど私のやりたいことのために時間を割いてくれた人はいません。だから今こうして、世界で活躍する会計士になる夢に近づけているんです!

保育を学びたくて家政科を選んだ森さん。現在は大学の保育学部で、さらに専門的な知識・技術を学んでいます。
検定合格と進学をサポートした福冨先生と一緒に、当時を思い出してもらいました。

Teacher×OG

保育の道に早く進みたいばかりだった私の、未来の可能性を広げてくれました。

【福冨】
森さんと一緒に過ごした時間は長かったな。特に保育技術検定を頑張ってくれたから。言語表現技術と音楽・リズム表現技術2級、学年で1人だけ合格した造形表現技術1級もね。
【森】
造形の課題は〝梅雨〞をテーマにした壁面飾りでした。どんな作品にするか相談して、雨や傘、カエルを、梱包用のプチプチやストロー、折り紙で表現することに。夏休みの間、家で作品をつくっては学校に来て先生に見ていただいていました。
【福冨】
合格させたい思いが強くて、つい指導も熱くなり…(笑)。
【森】
 私は造形が苦手で、「いまいちかも」と思った箇所は必ず「なんでこう貼ったの?」と指摘されて、「言われちゃった、頑張ろう!」って。おかげでいいものができました。
【福冨】
 一生懸命だから、私も教えがいがあったよ。それに保育の現場に出ると、「明日までに壁面の飾りつけを変えなきゃいけない」という場合に、造形の技術は必ず役立つから!
【森】
4級では折り紙を練習しましたが、大学で先生から急に「何かつくってみて」と言われて友人たちが戸惑うときも、私はすぐにできます。将来もきっと大丈夫だって、自信がもてます。
【福冨】
そういえば進学は、最初は専門学校を考えていたよね。
【森】
早く保育士になりたかったんです。たまたま検定の練習のとき福冨先生にその話をしたら、「大学に行きなさい」って。
【福冨】
森さんはクラスのホームルーム会長として、ときには泣きながらも、頑張る後ろ姿でみんなを引っ張ってくれた。だから子どもを取り巻く社会の現状なども深く学んで、いずれは保育士を教える人をめざしてほしいと思ったの。担任の先生にもすぐに私から話してね。「森さんは大学に!」って。
【森】
そんなふうに考えてくれたなんて、うれしい…。いつか〝保育士の先生〞になれるよう、まずは子どもに愛され、保護者から信頼される保育士をめざします。
【福冨】
ここで学んだ保育の基礎を忘れず、さらにしっかり学んで、子どもの目線で考えられる保育士になってね!

食べることも料理も大好きで、普通科への進学を勧める中学校の先生や両親を説得して食物調理科を選んだ森川さん。
部活動の顧問であり、2年生では担任だった小栗先生の下、勉強と部活動を両立させながらめざす道へと進み続けました。

Teacher×OG

一人ひとりをちゃんと見てくれるこの学校で、栄養教諭という夢に向かって進めました。

【小栗】
森川さんが入学してきたとき、中学時代の成績の優秀さに驚いたよ。この学校の先生は、どんな子も何とか伸ばそうとする〝あきらめの悪い人〞ばかり(笑)。だけど「この子を今以上に伸ばさなきゃ!」と教員一同、決意を新たにしたんだ。3年間、勉強はもちろん、バドミントン部でも活躍したよね。
【森川】
試合の思い出も大きいですが、学んだことの多い部活動でした。叱られるときは連帯責任。最初は「なんで?」と思ったけれど、そのうちに本人も「迷惑をかけたくない!」と頑張るし、お互い気にかけて助け合うようになりました。
【小栗】
連帯責任を教えるのは、部やクラス、学校の一員という意識をもって自分を高めていくことが必要だと思うから。その大切さを理解して、2年生では部もクラスもまとめてくれたね。
【森川】
私一人の力ではなく、クラスに同じ部の子がほかにもいたことも大きいです。たとえば、仲のいい友達が欠席して独りぼっちになっている子がいたら、だれかが「今日は一緒にいよう!」って声をかける。そんなことが自然とできていました。クラスや部の全体を見る広い視野が身につきましたね。教師になった今、その大切さをあらためて感じています。
【小栗】
みんな「森川が言うなら」と一目置いていたけど、勉強では「森川に負けたくない」とも言っていたよね。
【森川】
仲のいい子から面と向かって「負けないから」って言われました(笑)。おかげで私も絶対に負けられないなって。
【小栗】
 その結果、優れた成績は3年間変わらなかった。卒業式の日にお父さんから熱い握手を受けたのは忘れられないな。
【森川】
先生が本当に私たちを見ていてくれたことが大きいです。大勢の中の1人じゃなく、一人ひとりをちゃんと叱って、その分ほめてもらえた。私もそんな先生になるのが目標です。
【小栗】
森川さんたち生徒が競い合い成長する姿に、私も教えられることが多かった。教師の仕事は悩むことも多いけれど、がむしゃらに取り組んで成長してほしいな。期待しているよ!